木材の汚れ・劣化層や古い塗膜を取り除くなど、木材の美観を再生し長寿命化を目的として開発された乾式工法です。
風雪に耐え変色した木材は情緒があり風格を感じます。
しかし、汚れは腐朽菌・カビ・藻等の温床で、放置すると腐敗により木材の強度が大きく低下し大規模な修繕が必要となります。
エアー鉋工法は、薬剤（灰汁洗い）や研磨などの従来工法に比べ、工期が短く安価な工法です。
化学薬品などで木材を傷めない、天然素材の植物性粉体を使用し環境に配慮した安心・安全な工法です。
また、エアー鉋を掛けた木材表面には、粉体の衝突で木材表面にミクロンオーダーのエアーポケットが無数に出現します。
そこに塗装すると塗料が吸い込まれ、塗膜の密着性を高まり塗装が長持ちすることも期待できます。
その実力は、多くの重要文化財の修復の他、環境に配慮した技術として宮内庁から依頼が来るなど、次世代のスタンダート技術として注目されています。
ログハウスや木材ドアや外壁、ウッドデッキや塀、ベンチやパーゴラ、建具や欄間などの事例もございますので、どんな施工が最適なのか、ぜひご相談ください。