こんにちは、千歳ワイナリーのベンです^^
みなさん、イースターはご存知ですか?
フランスではイースターと言えば、チョコレート。お祭りよりチョコレートを楽しみにしています。私が子供だったころはチョコレートのことしか考えていませんでした。
今でもそうかもしれません。笑
イースターはキリスト教のカトリックという宗派のお祭りで復活祭とも言われ、
フランス語ではPâques (パック)と言います。イエスキリストは一度亡くなりましたが、3日後に復活した(生き返った)と言われています。その復活を記念する宗教的な祝日です。期間は3月22日から4月25日までですが、これを聖週間と呼び、その年によっては日にちが変わります
カトリックの伝統では、その聖週間のはじまりに鐘が街中に鳴り響き、イースターであることを告げます。その日に窓を開けると、まるで鐘のコンサートのようです
なぜ卵か?
卵は生命の奇跡です、純粋です。キリスト教では、イエス・キリストは「死」という殻を打ち破って、この世に復活しました。卵をイエス・キリストの復活と重ねているのです
なぜ卵に絵がかかれるか?
そもそもは古代ではペルシア人が卵を赤く染め、春先に新年を祝っていました
また、13世紀以降、卵を食べる習慣は西洋に広がり、貧しい人々の間でも農場の卵がわけられ、卵が一般的に広がっていき、身近なものとなりました。
また、お金持ちの貴族の間では豪華な金の卵が飾られました。皆さんの中で連想される方がいるかもしれませんが、19世紀の終わり作られたロシアのファベルジェの卵が有名です。
今の時代なら簡単にペンキが手に入りますが、150年前は違っていました。
金で塗ることはできませんでしたが、復活祭を盛り上げるため好きな色で、好きな形を描いて卵を彩りました。
私が6歳の頃、学校で、両親のために卵に色を塗りましたが、その時は数百年前から続く伝統という意識はありませんでした。
チョコレートの卵
チョコレートの卵は18世紀に登場し、チョコレートが空の殻にそそがれましたが、それはむずかしい技術だったそうです。19世紀に様々な形の鉄の型が開発されたことにより製造は簡素化されました。
現在では、チョコレートでイースターエッグだけではなく、色々な動物がデザインされたお菓子や雑貨が製造されています。例えば鶏、兎、亀、貝、鴨です
フランス以外のヨーロッパ諸国では、イースターのメッセンジャーは鐘ではありません。チロル地方では鶏がモチーフになります。スイスでは、カッコウ、ドイツでは白いウサギ、アングロサクソン諸国ではウサギ、など国にや地域によって様々です。
各家庭では親が家の庭に子供に気づかれないようにチョコレートを隠します。
犬は家の中に…ww
色々な動物にチョコレートを食べられないように気をつけます。
チョコレートを探すのは凄く楽しいですよ~
千歳ワイナリーにもチョコレートがあります。
ホワイトチョコが4月20日に販売されたケルナー甘口と合いますよ~
ハスカップチョコでしたら千歳ワイナリーのハスカップのプレミアムスイートと合わせると美味しいです~!ぜひお試しください!