みなさん、こんにちは!
今回はガレットデロワ(galette des rois)の話をさせて下さい!
ガレットデロワとは?
Galette des roisは王様のガレットという意味です。
フランスのお菓子で、エピファニー(公現祭)の1月6日に食べられます。
エピファニーはキリストが生まれたときに馬小屋に訪れた3人の賢者を記念する日と言われています。
ちなみに、ガレットデロワという名称はフランスの地方ごとに少しずつ異なります。
最も一般的なものはパイにフランジパーヌ(アーモンドクリーム)が入ったパイ菓子です。中に
フェーヴ(fève)という陶器でできた人形が1つ入っています
Fèveはフランス語でそら豆という意味で、昔はそら豆が入っていましたが、今はミニオンズなどアニメのキャラクターやイエスキリストが入っていたり、自由になっています。その1つしか入っていないフェーヴを見つけた人が王になって王冠を貰います~!伝統的な食べ物で、毎年フランスで3千万個が売れています!
フランスでは、子供から大人まで毎年ガレットデロワを食べます。私も家族とよく食べましたので、数年前食べた時のフェーヴと王冠を思い出としてとっておいてます。
冠とフェーヴについて
ガレットデロアを買う時に紙の王冠を貰います。
中世ではフェーヴを見つけた人が同じテーブルに居る人に飲み物をご馳走しなければならないルールだったようです。お金を払いたくないけちな人はフェーヴを飲み込み、タダでお酒を飲もうとすることもあったようです。笑
今は陶器でできた人形なので、フェーヴを見つけた「王」になっても飲み込むのが怖いですね。笑
ガレットデロワの歴史
古代ローマ時代から始まったと言われています。
伝統的には、ガレットはゲストの人数と同じ数に分割する必要がありますが、貧しい人が食べ物を分けてほしいと家にくることもあったため、その分を残しておくことも習慣となりました。これは「善主の 分け前 」または「聖母の 分け前 」や「
貧者の分け前」などと呼ばれます。現在は貧しい人が 家に食べ物を求め訪ねて来なくなり、一切れ余計に取っておくこともなくなりましたので、
ガレットデロワは全部食べしまっても大丈夫です。笑
ゲストにガレットデロワを配る時にフェーヴがどれに入っているか分からないようにするために、最年少の子供にテーブルの下に隠れ、どのピースをどのゲストに渡すか決める役割になります。
それをチレドロア(フランス語)と言います。意味は「王を引く」という意味です。基本的には切ったガレットデロアを渡していきますが、子供がテーブルの下に居る間、子供を喜ばせるために大人がフェーヴを見つけると子供のガレットに入れてあげたりします。
王様になったらどうなるか?
一日王様になります
一日だけでも十分ですよね?笑
王様ですのでその日に好きにしても大丈夫です
現在は、宗教は関係なく食べる人が多く、どちらかと言えば家族と楽しい時間を過ごす機会です。
日本ではガレットデロワは簡単に手に入りませんが、是非お試しください^^
ガレットデロワにはどんなワインが合うの?
千歳ワイナリーの
ケルナー甘口(レイトハーベスト)と
ケルナースパークリングが良く合うと思いますので是非ご一緒にお楽しみください^^
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