Dom Pérignon et le champagne(泡の話)
千歳ワイナリー
みなさん、こんにちは
今日はシャンパーニュのお話です。
みなさんはドンペリと言ったら何を想像しますか?
細かい泡。魅力なボトル(重いけど)。ヴィンテージ。高級なシャンパーニなどでしょうか?
私がドンペリのことを考えると...
飲みたい、、、、です 笑
が、まじめな話をすると
修道院をイメージできます。
それは何故かと言うと
ドンペリニヨンは今はシャンパーニュの名前として知られていますが、もともとは昔いた人の名前です。
ピエールペリニョン(Pierre Pérignon)は修道士で、シャンパンのドンペリニヨンは彼の名前から命名されました。
彼はフランスのサントムヌーという場所で1638年に生まれました。サントムヌーはグラン・テスト地域圏という場所にあり、パリから車で2時間半程、220キロ程東に行ったところにあります。また、ランスという場所から79キロ程の位置にあります。ランスはシャンパーニュ=アルデンヌ地域圏の中に位置し、シャンパーニュが作られています。 彼は1715年、77歳のときにサンピエールドオートヴィエール修道院(マルヌ県)で亡くなりました。
一説によると、この修道士が世界で初めてワインを発泡させたとも言われていますが、その説は正しくないかもしれません。ピエールペリニョンがサンピエールドオートヴィエール修道院に着いたのが1668年で、この時期に発泡ワインを発見したと言われています。しかしながら、同時期に発泡ワインがイギリスに存在していたとも言われ、真偽を確かめることはできません。
また、ピエールペリニョンはワインにコルク栓を最初に使った人物だとも言われています。
コルク栓を最初に使われた歴史はギリシャでB.C500年頃、今から2500年ぐらい前で、ギリシャ人はコルク栓を使ってワインのアンフォラ(甕)を密閉しました。その後樽を使用していたため、コルク栓のメリットはあったはずですが、数世紀に渡って使用されませんでした。
コルク栓は、ガラス産業の発展に支持されて17世紀になり、ようやく再出現しました。
よって、ピエールペリニョンがコルク栓を発見した訳ではないですが、コルク栓を初めて使用した人が彼ではないかと言われています。何百年も前の話なので、確かめることはできませんが、ピエールペリニョンがすぐれたエノロジストでサイエンティスト(醸造家で研究者)であったことは確かです。彼はワイン、スパークリングワイン、シャンパーニュ、を醸造する上での手順を確立しました。
みなさん、フランスのシャンパーニュ、スペイン・チリのスパークリングワインを飲みながら、ピエールペリニョンのおかげで今、おいしいお酒を飲めているのかもしれないと、少しだけ思いを巡らせてくださいww
そして、
千歳ワイナリーも彼のおかげでスパークリングワインを造れているのかもしれません。
千歳ワイナリーのケルナースパークリングはシャンパンと同じように
瓶内二次発酵(瓶の中で発酵させて炭酸ガスを発生させる伝統的製法)で造られています。是非ワイン造りの先駆者たちの歴史に思いをはせながら、
ケルナーのスパーリングワインも召し上がってみてはいかがでしょうか?
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