東千歳地区には学童がありません

千歳市内に住んでいる方でも、東千歳地区に市営の学童クラブがない事をご存知の方は少ないのではないでしょうか？

東千歳学校には、2024年2月現在26名の児童が在籍しています。

では、その保護者の方は働いていないの？

ーいいえ。逆に保護者の多くの方は、農家さんだったり、牧場などで、特に夏季は忙しく働いています。

『では子どもの預け先がなく、子ども達はどうしているんですか？』

農業で働くお母さんは、子どもを畑に連れていき、ご自身も暑い中で、子どもの様子を見守りながら農作業を続けていたそうです。

考えるだけで、倒れてしまいそうな大変さ。

でも、このままでは、働くお母さんたちの負担は大きすぎる。。

そう思って、2020年ごろから動き出したのが、保護者であり、東千歳地区放課後児童クラブの会長である勝俣憲幸さん、副会長ある稲田ゆみさんと、近藤あゆみさんで

児童クラブ新設まではスムーズに進みましたか？

いいえ。

千歳市にこのようなPTA立（父母会運営）の児童クラブの前例がない事、また新型コロナウイルスの影響などもあり、なかなか、話はスムーズには進みませんでした。

最初は、必要としている保護者が沢山いると示す為に、署名活動を行いました。

26名中、24名の保護者が必要と回答したのです。

それくらい需要はありましたし、少しでも早く設立したいと思い、仕事をしながら、4年間の間動いていたそうです。(本当にすごい！)

この地区の子どもたちは、隣の家同士、離れすぎており、気軽に歩いて行けないというのが現状。

家に帰れる年齢の子だとしても、兄弟のいない子は、たった一人で放課後の時間を過ごすのです。

「今」の子ども達だけではなく、この地域を離れていった子どもたちが、この地域にまた戻ってきて安心して子育てが出来る環境作りをしたいという、東千歳地区の“未来”の為の活動でもあるのです。

念願叶って、2024年4月パレットの子がオープン！

そんな保護者の方たちの想いが届き、千歳市協力のもと、《千歳市初》PTA立（父母会運営）放課後児童クラブがいよいよオープンいたします！！

建物として使用するのは、2年前に閉所してしまった“東千歳保育所”を改修しながら。

建物内も園庭も広々しているので、身体も充分に動かせそうです♪

東千歳の名物スポットであるひまわり畑の“パレットの丘”にちなんで、“パレットの子”。

ここでは、決まりにとらわれず、独自の活動内容を考えています。

実際に“発酵アドバイザー”の先生がおり、食育に力を入れていきたいそうです。

長期休みなどのお預かりでは、子どもたちと、食育活動なども出来そうですよね＾＾

また、児童クラブであるため、中学生も受け入れ可。

時には、先生側の立場から、小さい子のお世話をしてくれたり、そんなことも想定しているそうです♪

枠にとらわれない児童クラブ。ここでのびのびと、子ども達が放課後の時間を過ごせますように。

不要なものがありましたら、是非寄付をお願い致します!!(拡散希望)

求人募集しています。自由度の高い学童クラブで楽しく働きませんか？

現在3名の職員がおりますが、あと2名、先生が必要となります。

保育士資格がなくても、保育士在中の元、補助として働けます。

年齢・性別は不問。子ども達と楽しく、子ども達の未来の為に働いて下さる方を募集しておりますので、気になる方はまず一度お問合せ下さい＾＾

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